プロツアー予備予選(新宿)におじゃましてきました

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今回の放課後まじっく情報局は東京マルチメディア専門学校で開催された、プロツアー予備予選(PWC協賛大会476th)におじゃましてきました。(会場へのアクセスはこちら


スタンダード・ローテーション

「イニストラードを覆う影」発売直後のスタンダード環境。そんな新シーズンに96名のプレイヤーが集まりました。

スタンダード・ローテーションその2でもお伝えした通り、「タルキール覇王譚」と「運命再編」がスタンダードから退場という環境のローテーションがあったため、旧環境のデッキを新環境へ対応させたものや、「イニストラードを覆う影」に焦点を当てたデッキなど様々な種類のデッキが見受けられました。

上位は青白や白緑などのビートダウンデッキ、エルドラージランプデッキなど、白を絡めたビートダウンデッキが多く存在していました。

アーリン・コード/Arlinn Kord》を使用した赤緑系のデッキや赤や青エルドラージ・ビートダウンは下位に沈んでいるという感じです。


「イニストラードを覆う影」注目カード

石の宣告/Declaration in Stone

流刑への道/Path to Exile》《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》を足して2で割ったようなカード。白の新除去カードです。
搭載歩行機械/Hangarback Walker》などの通常の除去ではアドバンテージを取ることが難しいクリーチャーや、《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》のように破壊不可能なクリーチャーへの対策が可能ということがあり、多くのプレイヤーが採用しています。

調査トークンが相手の場に出てしまいますが、そのディスアドバンテージを上回る効果をもたらします。また、同名のクリーチャーを対象とするため、相手が場に同名のクリーチャーを展開する事を抑止する効果もあります。

会場では、《石の宣告/Declaration in Stone》をケアして同名のクリーチャーを場に複数展開しないプレイングがよく見られました。

ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey

新たな《変わり谷/Mutavault》として注目されているカードです。
トークンを出す能力も当然強いですし、クリーチャーを5体生け贄に捧げて場に降臨する《不敬の皇子、オーメンダール/Ormendahl, Profane Prince》は劣勢の場をひっくり返すほどの効果を持っています。

不用意に相手の場に5体以上クリーチャーを残しておくと、手札からプレイされた《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey》から《不敬の皇子、オーメンダール/Ormendahl, Profane Prince》に殴られて負けるという場面もあります。

大天使アヴァシン/Archangel Avacyn

その能力の高さから注目度が高かったカード。特にその強さを説明する必要はいまさらありません。

会場では白系のビートダウンデッキからミッドレンジ系のデッキまで満遍なく採用されており、白系デッキだったら大抵入っているのではと思われるくらいの採用率です。
そんなわけで、白系デッキが5マナ立たせてターンを返したら、大抵手札には《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》が控えています。

今後は、《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》をケアしながらのプレイが非常に大切となってくることでしょう。

永遠の見守り/Always Watching

白ビートダウンを支える優秀エンチャント。
トークンに頼らない構成のデッキを構築し、うまく《永遠の見守り/Always Watching》を活用したデッキが上位に多く見受けられました。

徴税の大天使/Archangel of Tithes》《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》と組み合わせたり、1ターン目から《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》等、確実にクリーチャーを展開し、《永遠の見守り/Always Watching》で盤面を制圧したりと、軽めのビートダウンから、少し重めのビートダウンまで非常にかみ合った1枚となっています。

サリアの副官/Thalia's Lieutenant》《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》《町のゴシップ屋/Town Gossipmonger

イニストラードを覆う影でフィーチャーされた人間デッキを強化するカード。
サリアの副官/Thalia's Lieutenant》は人間デッキにおいては無類の強さを発揮し、《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》は1ターン目に登場するクリーチャーとして十分に仕事を果たしてくれます。

優雅な鷺、シガルダ/Sigarda, Heron's Grace

緑系人間デッキを強化する1枚。
呪禁に加え、トークン・クリーチャーを出す能力が、ビートダウンデッキの弱点である後半戦を支えてくれます。

天使の粛清/Angelic Purge

破壊されない《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》や《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey》に対抗できるカード。
スレイベンの検査官/Thraben Inspector》の調査・トークンを生け贄に《天使の粛清/Angelic Purge》を打つ場面が多く見受けられました。

これからのメタゲーム次第では採用数が増えるでしょう。

新環境で強化されたカード

徴税の大天使/Archangel of Tithes》《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai

永遠の見守り/Always Watching》で警戒を得ることにより、《徴税の大天使/Archangel of Tithes》は攻守ともに能力を発揮し、《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》は被覆を維持したまま攻撃に参加する事ができます。
しかも、《永遠の見守り/Always Watching》でパワー、タフネスともに上がっているので戦闘で相打ちをとるのも困難です。

白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》《領事補佐官/Consul's Lieutenant

白系ビートダウンが活躍できる環境となったため、白系のクリーチャーが活躍しています。ともに先制攻撃を持っている事に加え、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》は土地を伸ばすことができますし、《領事補佐官/Consul's Lieutenant》は高名を達成すれば、ビートダウンをさらに強化します。

タッチ青であれば2ターン目《領事補佐官/Consul's Lieutenant》、3ターン目《反射魔道士/Reflector Mage》で相手のクリーチャーをバウンスして《領事補佐官/Consul's Lieutenant》アタックで高名達成という動きも可能となります。

保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver

環境がクリーチャー同士の殴り合いになっているため、《保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver》が劣勢の場をひっくり返すキーカードとなっています。
大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》より一回りサイズが大きいこともあり、同型対決では非常に頼もしい存在です。

悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance

ビートダウンがはやっている、そして破壊されないクリーチャーが多いということで、生け贄に捧げさせるこのカードが活躍しています。

停滞の罠/Stasis Snare

破壊出来ないクリーチャーが猛威を振るっている為の採用です。


前環境に引き続き猛威を振るっているカード

空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》《反射魔道士/Reflector Mage》《森の代言者/Sylvan Advocate

環境がビートダウンにシフトしているため、これらのカードは引き続き強さを発揮しています。


新環境でまだ活躍できていないカード

アーリン・コード/Arlinn Kord

先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger


取材協力:New Expansion

(※放課後まじっく情報局では、今後も沢山の皆様にインタビューをしていく予定です。その際には、ご協力の頂ければ幸いです。宜しくお願いします)

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