スタンダード・ローテーション その2

※本記事は、「イニストラードを覆う影」カードギャラリー公開後に作成しています。)
みなさんこんにちは、放課後まじっく倶楽部情報局です。

前回に引き続き、スタンダード・ローテーションについて取り上げていきます。
(前回のリンクは こちら

今回は、「イニストラードを覆う影」が入った後でのアーキタイプの考察、そして新カードの中から注目されるカードをピックアップしていきます。


「イニストラードを覆う影」が入った後でのアーキタイプ

前回に取り上げたとおり「タルキール覇王譚」で再録された「フェッチランド」は姿を消し、マナベースの問題から「マルドゥグリーン」や「ジェスカイブラック」などの多色デッキが組みづらくなると予想されます。必然ですが、単色デッキや2色デッキなどが主流になるでしょう。

今後の新スタンダード環境に向けて、スタンダードデッキのアーキタイプを整理してみましょう(ただし、4色以上は取り上げていません。また、無色マナも1色とカウントしています)。

単色

赤単スライ

ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》、《極上の炎技/Exquisite Firecraft

緑単ランプ

ニッサの巡礼/Nissa's Pilgrimage》、《世界を壊すもの/World Breaker

前の環境では、単色デッキやはり少ないですね。それだけ多色環境だったとも言えます。

2色デッキ

青単エルドラージ

難題の予見者/Thought-Knot Seer》、《現実を砕くもの/Reality Smasher》)

黒赤ドラゴン

雷破の執政/Thunderbreak Regent》、《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar

赤緑ランプ

爆発的植生/Explosive Vegetation》、《コジレックの帰還/Kozilek's Return》)

アタルカ・レッド

ドラゴンの餌/Dragon Fodder》、《アタルカの命令/Atarka's Command》)

緑白大変異

死霧の猛禽/Deathmist Raptor》、《棲み家の防御者/Den Protector》)

失ったものはあれど、この中では青単エルドラージ、赤緑ランプが比較的ローテーションの変化の影響を比較的受けていないと言えるでしょう。

3色デッキ

エスパードラゴン

龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》、《シルムガルの嘲笑/Silumgar's Scorn

グリクシスコントロール

ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》、《炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller

バントカンパニー

森の代言者/Sylvan Advocate》、《集合した中隊/Collected Company》)

アブザンアグロ

先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》、《包囲サイ/Siege Rhino

ジェスカイアグロ

カマキリの乗り手/Mantis Rider》、《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm

前回でもとりあげましたが、《包囲サイ/Siege Rhino》など多色カードの退場により、3色デッキの多くは次期スタンダードでは姿を消すと思われます。

それでは、今までアーキタイプを踏まえ、「イニストラードを覆う影」の注目カードを見ていきたいと思います。


「イニストラードを覆う影」からの注目カード

ここからは、「イニストラードを覆う影」からの新カードについて、放課後まじっく倶楽部情報局の独自の目線で注目しているカードを取り上げてみます。

敬虔な福音者/Pious Evangel

血統の観察者/Brood Monitor》+《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》との無限ライフ/無限ドレインコンボを緑白2色で狙うことが可能となりました。

奇妙な幕間/Eerie Interlude

「戦場に出たとき」効果を持つクリーチャーとの相性が良い一枚。
青白だと、《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》や《反射魔道士/Reflector Mage》、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》との組み合わせが良さそうです。

Vessel of Ephemera/刹那の器》、《Vessel of Paramnesia/健忘の器

ニクスの星原/Starfield of Nyx》との相性は抜群。青白エンチャントデッキができるかもしれません。

ガイアー岬の山賊/Geier Reach Bandit

裏面の能力が、「狼男が戦場に出るたび、それを変身させてよい」というもの。狼男は変身した裏面が強いため、すぐに変身した状態で出せるのは大きいです。
集合した中隊/Collected Company》との相性も気になるところです。

謎の石の儀式/Cryptolith Rite

荒野の確保/Secure the Wastes》や《ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar》の相性は抜群です。
一気にマナが伸びてくるため、《大オーロラ/The Great Aurora》などの重いカードも使っていきたいところです。

ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenward

残された廃墟/Ruin in Their Wake》をプレイし、土地を戦場に出すためには、《荒地/Wastes》が戦場にあることが必要でした。
1ターン目に《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenward》で《荒地/Wastes》を探し、2ターン目《残された廃墟/Ruin in Their Wake》で土地をタップインで戦場に出す動きがしやすくなります。
課題は、後半で「昂揚」を達成するためのデッキ・デザインでしょう。

秘蔵の縫合体/Prized Amalgam

死霧の猛禽/Deathmist Raptor》や《屍術的召喚/Necromantic Summons》で墓地から戻ってくるため、リアニメイトデッキも久しぶりにでてきそうです。

崩れた墓石/Corrupted Grafstone

2マナアーティファクトは緑以外のマナブーストもできる貴重な一枚です。
2ターン目にセットし、3ターン目にマナを出すためには軽いソーサリーやインスタントをプレイすることが必要となります。
強迫/Duress》や《苦しめる声/Tormenting Voice》、《マグマの洞察力/Magmatic Insight》などが能動的に動ける一枚となるでしょう。


スタンダードを楽しもう!

5月にはスタンダード・フォーマットによる「グランプリ東京」が開催されます。

今週末から新スタンダード環境が始まり、海外トーナメントやプロツアーの結果も含め、新カードがどのように活躍していくのか目が離せませんね。「マジックウィークエンド@2016GP東京を楽しもう! 」と題し、すたんだーのデッキをチェックしていきたいと思います。新たなデッキを作るのはあなたかもしれません!それでは次回もお楽しみに!!

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