放課後スタンダードコレクション 2015年10月①

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戦乱のゼンディカーが入った最初の週末。

環境初期は前環境からアタルカレッドなどの赤系アグロやアブザン・アグロ、アブザン・大変異などのアブザン系、ジェスカイ、エスパードラゴン、マルドゥなどのデッキが多く存在しています。

また、5色デッキなども見るようになってきました。


赤系アグロ

かき立てる炎/Stoke the Flames》などの優秀な火力や《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》、《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》などの中核クリーチャーを失いましたが、まだ大部分のキーカードは残っています。

ドラゴンの餌/Dragon Fodder》や《軍族童の突発/Hordeling Outburst》などでトークンクリーチャーを展開し《アタルカの命令/Atarka's Command》で一気に大ダメージをたたき出す戦略はいまだ健在です。

特に《胆汁病/Bile Blight》などの軽い優秀除去がローテーションで落ちた事で、頭一つ抜け出したスピードを持つ赤系アグロは追い風となっています。


アブザン系

赤系アグロと同様、《英雄の破滅/Hero's Downfall》などの優秀除去や《疾病の神殿/Temple of Malady》などの占術土地、《思考囲い/Thoughtseize》《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion》などのカードがローテーション落ちしましたが、《包囲サイ/Siege Rhino》《アブザンの魔除け/Abzan Charm》などアブザンの核を成すカードはまだ健在です。

また、占術土地の代わりにバトルランド(《梢の眺望/Canopy Vista》)とミシュラランド(《乱脈な気孔/Shambling Vent》)を手に入れました。

バトルランドなどの2種土地は多色デッキのマナ基盤を支えるカードとして使用できますし、ミシュラランドは長期戦に強くなります。


ジェスカイ、エスパードラゴン、マルドゥ

嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》などの優秀クリーチャーや《凱旋の神殿/Temple of Triumph》などの占術土地を失いましたが、そのほかのカードは健在です。

環境から《胆汁病/Bile Blight》や《稲妻の一撃/Lightning Strike》と軽量な3点除去がなくなったことにより《カマキリの乗り手/Mantis Rider》の存在感が増しています。

一時期は見なくなっていた《軍族の解体者/Butcher of the Horde》も再び見るようになってきました。インスタントタイミングで除去されるのが少なくなっているからでしょう。

龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》の強さは相変わらず。《シルムガルの嘲笑/Silumgar's Scorn》も軽い優秀カウンターとして存在感が増すでしょう。


戦乱のゼンディカー加入後のスタンダード


マナ基盤として占術土地を失いましたが、戦乱のゼンディカーで加入したバトルランドにより多色化が進んでいます。

フェッチランドとバトルランドの組み合わせにより、多色デッキを構築する閾値が下がっているためです。

前回の記事でも触れたとおり、大きなデメリット無く4~5色デッキの構築が可能です。

また、多色化を後押ししているのが戦乱のゼンディカーから加わった収斂のメカニズム。

緑のからむデッキでは《放浪する森林/Woodland Wanderer》の採用が目立ちます。

旧環境を支配していた《包囲サイ/Siege Rhino》の4/5サイズを上回る5/5以上で場に出ることが可能です。

赤では《光輝の炎/Radiant Flames》が採用されています。

アタルカレッドに代表される高速ビートダウンデッキに対して3マナ2~3点全体ダメージとして活躍します。

新しいプレインズウォーカー《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》、《深海の主、キオーラ/Kiora, Master of the Depths》も前評判どおりの強さです。


新デッキタイプ

絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》などを出すマナランプ系のデッキですが、それほど活躍できていません。赤系のデッキの速さに対処できることが課題なのかもしれません。

ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》や《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter》、《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》を使用した緑黒サクリファイス、

また《白日の下に/Bring to Light》を使用し《包囲サイ/Siege Rhino》や《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》、《衰滅/Languish》をサーチできるようにした5色コントロールもでてきました。

マキンディの滑り駆け/Makindi Sliderunner》、《鎌豹/Scythe Leopard》の「上陸」メカニズムを使ったビートダウンもあります。フェッチランドや《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》とも相性良いですね。

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