放課後「モダン」コレクション2014年7月『第5回 コンボデッキとモダンの多様性』

みなさん、こんにちは。
放課後「モダン」コレクションです。

第4回まで、モダンの主流デッキを特集しました。

ある程度までは、「モダン」コレクションで紹介できたかなと思います。

国内の「PTQタルキール覇王譚」の結果を見ても、「出産の殻」「親和」「ジャンド」「黒緑」「欠片の双子」などのデッキが結果を残しているようです。

が、そんな中、このような「黒単」の手札破壊デッキや、

「青赤《吹き荒れる潜在能力》」デッキも、

結果を残しています。
広いカードプールを有するモダン環境ならではのデッキ達。

まだまだモダン環境には、可能性のあるデッキがわんさかと存在するようです。

第5回の今回は、まだ取り上げていないコンボデッキと、まだ紹介していない玉石混交のデッキ達をコレクションしていこうと思います。

8月の神戸に向けて、デッキ選択の助けになれば幸いです!

それではコレクション!!


風景の変容/Scapeshift


まずは、5月のGPミネアポリスを制した「風景の変容/Scapeshift」。

カウンターやクリーチャ除去で耐えながら、《風景の変容/Scapeshift》で勝ちを狙う構成です。

7枚の土地から《風景の変容/Scapeshift》を打ち、1枚の《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》と、6枚の《山/Mountain》で18点のダメージ、8枚の土地から36点のダメージを与える事ができます。

踏み鳴らされる地/Stomping Ground》なども《山/Mountain》に換算できるので、多色化をしやすいという利点もあります。

このリストが、従来の形と違う点は、

深遠の覗き見/Peer Through Depths》ではなく、《時間の把握/Telling Time》が採用を採用している所です。

深遠の覗き見/Peer Through Depths》の5枚見れるというのは、非常に大きな効果ですが、土地を手に加える事が出来ないので、《時間の把握/Telling Time》で、土地を確保しつつその他の呪文も探しにいける。

また、《稲妻/Lightning Bolt》や《探検/Explore》を、《血清の幻視/Serum Visions》を採用しているところも特徴です。


青赤ストーム/Blue-Red storm

あのKai Buddeが使用したのが、この「青赤ストーム」。

同じカラーリングの「欠片の双子」に対しては、カウンター呪文の枚数の関係で分が悪いものの、その他のデッキに対しては、不利のつきにくいデッキです。

ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》以外のクリーチャを採用していないので、
相手の除去呪文を腐らせる事も利点。

ぶどう弾/Grapeshot》《巣穴からの総出/Empty the Warrens》で一気に勝ちを狙います。

サイドボードからの《血染めの月/Blood Moon》が効果的なデッキも、モダン上に多数存在するのも見過ごせません。


死せる生/Living End

死せる生/Living End》がキーカードのコンボデッキ。本来であれば、待機3のカードである《死せる生/Living End》ですが、《暴力的な突発/Violent Outburst》や《献身的な嘆願/Ardent Plea》などの「続唱」を持つスペルを利用し、確実に効果を発揮します。

8枚入っている「続唱」スペルのおかげで、妨害手段のないデッキに対しては、安定して《死せる生/Living End》をプレイできます。

とはいえ、3ターン目にスペルをキャストすることはほとんどなく、ある程度は墓地を肥やす必要があるため、コンボデッキの中でも(例えば「欠片の双子」と比べて)中速のデッキです。

「黒緑」で使われる《漁る軟泥/Scavenging Ooze》や、墓地対策の大小によっても勝率が変わるので、メタゲームによって結果を残すデッキと言えるでしょう。


モダンの多様性(その他のデッキをコレクション)

「モダン」コレクションを書くにあたって、様々な過去のグランプリやプロツアーの記事を見直してきました。

もちろん、メタゲームの推移によって、今現在では効果的ではないデッキも存在します。
例えば、「Zoo」全盛期において、メタデッキとして存在していた「ソウルシスターズ」は、何点回復しようと、無限にダメージを与えられる「欠片の双子」の存在によって、今現在ではあまり見ないデッキとなっています。


そのような要因もありますが、様々なデッキの数々をコレクション(羅列)していこうと思います。

紹介するデッキの中に、あなたの琴線に触れるデッキがあるかもしれません!!
あっ、その前に、あらためて禁止カードを確認しましょう。

2014年7月現在の禁止カード

※コレクションをしているデッキの中には、禁止カードを含むデッキも存在します。
さあ、禁止カードを踏まえて、それではコレクション!!


放課後まじっく情報局的デッキコレクション(羅列)

Marco Cammilluzzi
(プロツアー神々の軍勢)

いかがでしたでしょうか?

最後の2つのデッキでは、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》が使われてしまっていますが、その昔のスタンダードを席巻した《復讐蔦/Vengevine》を使用したデッキということで、取り上げてみました。

一昔前のモダンでは、「ジャンド」が使用する、サイドボードからの《殺戮遊戯/Slaughter Games》が強力で、コンボデッキがなりを潜めた時期もありましたね。


今現在のメタゲームの考察とまとめ

早いデッキであれば「親和」や「赤単」ボードコントロールの「ジャンド」や「黒緑」無限コンボを内蔵し、一撃必殺を狙いながらも、例えばタッチ緑をし対応力をあげた「欠片の双子」や、「出産の殻」様々な形で調整される「青白赤」などのコントロールと、多種多様なデッキが目立つモダン環境。

デッキを構築するにあたり、上記のデッキに対して、有利か不利か、この6つのデッキ用のサイドボードを取っているか、これらの要素全て加味しなければなりません。

非常に難しい作業ですが、その考えるプロセスこそ、マジックの醍醐味のひとつ。

この記事が、少しでも、その助けになればと思います。

さて「モダン」コレクションは、ひとまず予定通りの5回を終了しました。

しかしながら、モダン環境において、まだまだ書くべきことはたくさんありそうなので、「GP神戸」前に、もう少し記事をあげれればと思います。

次回もどうぞお楽しみに!!

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