放課後スタンダードコレクション 2013年10月①

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こんにちは。

放課後スタンダードコレクションです。

幕を開けた「テーロス」。

環境初期の波動が、まさに駆け巡っています!

LMCC2013

帰ってきたスタンダード・アナライズ プロツアー「テーロス」直前特集

The Last Sun2013予選@晴れる屋スタンダード杯の様子をレポート!!

など、最近は様々な戦略記事、結果報告の更新を、興味深く、そして楽しみながら読んでいる毎日です。

情報を制したものが、世界を制す、そんな巡るましく変わるメタゲームの世界を覗いてみましょう!

今回は、プロツアー「テーロス」を中心にコレクション!!

まさに強力「信心」というキーワード

「信心(しんじん)/devotion」とは、テーロスで導入され、そのプレイヤーがコントロールするパーマネントのマナコストに含まれる、マナシンボルの総数を数え、様々な効果を発揮します


 

「Nykthos, Shrine to Nyx / ニクスの祭殿、ニクソス」

伝説の土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(2),(T):色を1つ選ぶ。あなたのマナ・プールに、あなたのその色への信心に等しい点数のその色のマナを加える。
(あなたの色への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。)

や、

 

「Heliod, God of the Sun / 太陽の神、ヘリオッド (3)(白)」

伝説のエンチャント クリーチャー 神(God)
破壊不能
あなたの白への信心が5未満であるかぎり、太陽の神、ヘリオッドはクリーチャーではない。(あなたの白への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(白)の数に等しい。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーは警戒を持つ。

(2)(白)(白):白の2/1のクレリック(Cleric)・クリーチャー・エンチャント・トークンを1体戦場に出す。
5/6

で使用されています。

テーロスで新たに導入されただけに、その効果は未知数でしたが、蓋を開けてみれば、トップ8の内、6名ものプレイヤーがそのコンセプトを使用していたのです。

プロツアー「テーロス」優勝デッキは!?

Jeremy Dezaniの使用した「青単信心」。

信心を利用したカードは、《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》と《波使い/Master of Waves》。


一見、達成するのが難しいように感じられる「信心」ですが、自身のマナシンボルもカウントする為、思ったよりも簡単に条件はクリアします。

審判官の使い魔/Judge's Familiar》や《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》など、見慣れないカードも入っていますが、《波使い/Master of Waves》の場に出た時の「信心」を稼ぐために必要。

タッサの二叉槍/Bident of Thassa》も、相乗効果を期待できる、相性の良いカードですね。

変わり谷/Mutavault》がエレメンタルなのも見過ごせないところです。

また、同じようなコンセプトのデッキが、他にもトップ8に2名入っています。

トップ8のデッキをコレクション!

トップ8は、記述した「青単信心」が3名、
「黒単信心」が1名、「赤単信心」が1名、
「オルゾフ・ミッドレンジ」が1名、「コロッサル・グルール」が1名、
「エスパーコントロール」が1名でした。

プロツアー前の雑感では、赤単デッキがメタゲームの中心で、それに対抗する青白や、エスパーなどのコントロール、そして、黒系のデッキの台頭というようなイメージでしたが、見事に「青単信心」がそのメタゲームに風穴を開けた格好になります。

1日目終了時の構築戦アーキタイプ分析


も合わせてご覧下さい。

どちらかといえば「意外」な結果が見て取れます。

また、今回のプロツアーは、優勝とはなりませんでしたが、日本人プレイヤーが2名トップ8に入っているので、まずは、そのお二人のデッキを見ていきましょう。

山本 賢太郎 さんの「黒単信心」

黒単の「信心」デッキ。

とはいえ、《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》は1枚で、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》が「信心」の中心になります。

除去をふんだんに搭載し、クリーチャの性能が良いので、ビートダウンデッキに対しても5分以上に戦うことができ、コントロールデッキに対しても《思考囲い/Thoughtseize》《強迫/Duress》の連打によって優位がつくでしょう。

場に出たプレインズウォーカーに対処しにくかった黒というカラーですが、《英雄の破滅/Hero's Downfall》がそれを解消しています。

4枚フル投入されている《地下世界の人脈/Underworld Connections》も、環境の速度がそこまで早くはないので、赤単以外には効果的に働きます。

どうしても一つ一つのアクションが、重くなってしまうので、青単信心のように細かく動くデッキには不利がついてしまうようです。

サイドボードに《漸増爆弾/Ratchet Bomb》などを採用することで、相性差を縮める事が出来るかもしれません。

三原 槙仁さんの「コロッサル・グルール」

プロツアー「テーロス」トップ8プレイヤープロフィール を読むと、「緑赤ニクソス。最強のコンボデッキ」

と答えてるようですが、

マナクリーチャからの加速から、《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》に繋げ、《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》、《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt》、《高木の巨人/Arbor Colossus》などのカードを素早く出す展開力が魅力のデッキです。

また、《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》、《獣の統率者、ガラク/Garruk, Caller of Beasts》のみならず、《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》まだ採用し、アドバンテージを失わない構成になっています。

カウンターデッキが少ない今だからこそ、より早くより大量のマナでより強いカードをというコンセプトは、この環境に非常にマッチした戦略となっていますね。

今後のメタゲームに必ず関わる赤単、エスパーコントロール

意外なメタゲームと前述しましたが、それでも前評判の高い赤単、エスパーはトップ8に1名ずつ残っています。

また、オルゾフミッドレンジという少し珍しい構成のデッキもあわせてコレクション!

晴れる屋日曜おかわりスタンダード(高田馬場)におじゃましてきました

では、「スライ」のような構成を紹介しましたが、ここに残っているのは、土地を多めに採用し、少し重めの赤単です。

こちらでも 《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》を4枚使い、大量マナでの展開力を重視しています。

燃えさし呑み/Ember Swallower》、《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》など、重めながらも、強力なカードを採用。

コントロール系のデッキを意識してか、《パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros》《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》などの、場に出ると対応しにくいカードも使用しています。

Guillaume Wafo-Tapaといえば、というようなデッキ。

プレインズウォーカーに対応できる《英雄の破滅/Hero's Downfall》を4枚採用。

黒系のデッキが増加しているように感じるので、《破滅の刃/Doom Blade》が今後4枚採用されるかは、メタゲーム次第になるかもしれません(おそらくこの時点では、赤単などを意識しての採用だと思われます)。

また、《思考囲い/Thoughtseize》はサイドボードに落とされる事が多いのですが、メインデッキから2枚使用しています。

既に述べましたが、黒系のデッキが増えると、相手の思《思考囲い/Thoughtseize》で、カウンターが意味をなさなくなり、手札が丸裸にされてしまうので、今後は、それに対応する為にも、メインの採用が主流という事になるかもしれません

もちろん、その代わり、ビートダウンには不利がついてしまうのですが。

重めの構成ながら、《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》を4枚採用。

攻めを期待するというよりは、プロテクション(多色)によって、ブロッカーとしても幅広く使えるという判断からかもしれません。

このカラーリングは、《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》といった強力なカードを使用できる事が魅力です。

ちなみに、 こちらは《地下世界の人脈/Underworld Connections》ではなく、《骨読み/Read the Bones》をメインに採用しています。

ビートダウンも考えた構成なので、毎ターン土地を1枚立たせておくのは難しいという事でしょう。

他に注目のデッキをコレクション!

プロツアー「テーロス」成績優秀者デッキリスト(スタンダード)

から、いくつか琴線に触れたデッキをコレクション!

新しいスタンダード環境の扉

新しく登場する魅力的なデッキ、個性が光るカード選択と、環境初期に見られる「手探り」の感じが、非常に面白く、今後の可能性に胸がワクワクするような今現在。

次回は、ある程度は、環境が進み、メタゲームも捉えやすくなっていると思うので、環境にいる「主流」のデッキを中心にまとめてみたいと思います。

どうぞ、次回もお楽しみに!

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