放課後スタンダードコレクション 2013年3月②

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皆さん、こんにちは。

桜も咲き、そして、その美しさも今年はそろそろ見納めとなりそうです。

新しい季節のスタート。

PWPポイントシーズンも、新たに始まりました。

前回も言いましたが、

今回は「GPベローナ」「GPリオデジャネイロ」という、二つのスタンダードグランプリの結果を中心に見ていきたいと思います。

環境は、放課後スタンダードコレクション 2013年3月①の頃に全盛期だった、グルールビートダウンの台頭、そして、その対策を施したコントロールデッキの増加、という傾向にあるようです。

第365回 PWC(川崎)におじゃましてきました記事も合わせてご覧下さい。

一言でいえば、《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》を使った高速ビートダウンに、慣れてきたプレイヤーも多くなってきたといったトコロでしょうか。

環境はどのように深化していっているのか、それではコレクション!!

「GPベローナ」優勝は!?

Mike Krasnitskiの「Junk Reanimator」。

Junkと名がついているものの、基本は黒緑白のリアニメイトデッキです。

ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》と《スラーグ牙/Thragtusk》を4枚ずつ投入し、ビートダウンデッキに強い構成になっています。

以前、2012GP名古屋の時にインタビューした津村様のデッキと似たような構成になっていますね。


ライフ回復により、ビートダウンデッキ全般に優位に戦えるのが魅力です。

TOP8 もうひとつのリアニメイト

新たに《地底街の密告人/Undercity Informer》を組み込んでいます。

TOP8に残ったデッキ

優勝した「リアニメイト」が1名、「人間リアニ」が1名、「青白赤」が2名、「ジャンド」が2名、「ラクドス」が1名、「ナヤ人間」が1名、となっています。

2種類の青白赤

前者は、クリーチャに《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》を、後者は、《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》を採用しています。

最近の傾向としては、《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》の方が使用率が高いようですが、呪禁を持っている《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》も、一考の余地あり。

とはいえ、《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》は、クリーチャにブロックされてしまう可能性があるので、どちらが良いのかは難しい所です。

ちなみに、メイン、サイドの違いあれど、《軍勢の集結/Assemble the Legion》というやや珍しいカードを、二人とも採用していますね。

安定性のあるジャンド

細部に違いはあれど、ほぼ同じような構成のジャンドデッキが、2名TOP8に残っています。

森/Forest》カードをアンタップ出来るので、《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》や《草むした墓/Overgrown Tomb》を使いまわす、デッキの潤滑油的役割で使われています。

3ターン目に4マナを目指し、《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》や《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren》が多めに採用されているようです。

クリーチャ主体のラクドス

血の芸術家/Blood Artist》のまで投入し、クリーチャを多めに増やしたタイプのラクドスデッキ。

コントロールデッキに、非常に相性がよい構成になっています。


もうひとつのビートダウン、ナヤ人間

最近、良く見かける人間に特化したナヤカラーのビートダウンデッキ。

確か、放課後スタンダードコレクション 2013年2月①で紹介しましたが、新環境の最初のSCGを制したデッキですね。

マナ基盤に不安があれど、《魂の洞窟/Cavern of Souls》を4枚採用出来るので、それほど強引な構築ではないようです。

マナ域が低く、ほぼクリーチャデッキなので、問題なく《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》も使用できます。

あっという間に、《教区の勇者/Champion of the Parish》や《実験体/Experiment One》がビックサイズになってしまいます。

環境の中での、初速は1番と言えるようなデッキではないでしょうか。

それでは、次に「GPリオデジャネイロ」の結果をコレクション!!


「GPリオデジャネイロ」の優勝は!?

Jose Francisco Dantas Mangueira da Silvaの「貴種」デッキ。

放課後スタンダードコレクション 2013年2月②でも紹介し、プロツアー「ギルド門侵犯」を制した「貴種」デッキが、そのポテンシャルを見せつけ再びの優勝に輝きました。

もうひとつの「貴種デッキ」

TOP8に残ったデッキ

「貴種」デッキが2名、「リアニメイト」が3名、「ジャンド(ビートダウン)」が1名、「グルール」が1名、「ジャンド」が1名、となっています。

勝ち組のリアニメイト!

GPベローナ」で栄冠に輝いたリアニメイトデッキ。

デッキ構成の違いはあれど、「GPリオデジャネイロ」でも3名をTOP8に送り込んでいます。

メタゲーム上、サイドボードの墓地対策が少なくなったが勝因なのか。

しかし、対策を施しても、最近は優秀なクリーチャが多いので、それにそのまま殴り負けてしまう事も多いようです。

対策を取りにくいデッキなのかもしれませんね。

ジャンドビートダウン

ジャンドカラーのビートダウンデッキ。

ナヤ人間の同じ三色という構成ですが、ジャンドビートダウンは《魂の洞窟/Cavern of Souls》を使用できない分、ややマナ基盤に不安を感じてしまうのですが、見事にTOP8という結果を掴み取りました。

モグの下働き/Mogg Flunkies》など、比較的珍しいカードを採用しています。

構成上、《ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager》は湧血で使用する事が多そうですので、対戦する時には、常にコンバットトリックを警戒しないといけませんね。

環境初期の最大勢力、グルールビートダウン

放課後スタンダードコレクション 2013年3月①でも紹介した、《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》を使用した、赤緑2色のビートダウンデッキ。

土地を20枚まで切り詰める事を可能としています。

安定のジャンド

前述した「GPベローナ」のジャンドと同じような構成。

ただし、こちらは《東屋のエルフ/Arbor Elf》は採用していません。

最近では、受け切った後の消耗戦を見越して、プレインズウォーカーを何枚か採用する傾向にあるようです。

除去も多めに採用できるので、現環境においては、安定度の高いデッキと言えるでしょう。

二つのGPの結果から

ふたつのGPを比較すると、

ビートダウンが台頭している中、リアニメイトデッキも増加しているような印象です。

炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》を使った高速ビートダウンに対応する事が、まずはこの環境の前提なわけですが、リアニメイトデッキは、速度で押し切られる事さえなければ、それを受け切った先に待っている、アドバンテージ勝負で優位に戦える事が出来ます。

個人的には、この環境では「ジャンド」デッキが、受け幅が広く、「まるい」デッキだと思っているのですが、そのジャンドデッキにも強いのも特徴ですね。

これから、更にメタゲームは廻り、常に変化していく中で、どのようなデッキが台頭して行くのか、そして、新しいデッキが登場するのか、次回のスタンダードコレクションでまとめ、お伝いできればと思います。

それでは、また次回、4月のスタンダードコレクション①でお会いしましょう!!

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