放課後スタンダードコレクション 2013年1月②

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こんにちは。

新年が始まったと思ったら、あっという間に1月も後半です。

今回は、「GP Atlantic City」の結果を中心に見ていきたいと思います。


それではコレクション!!

メタゲームの推移、呪禁バントの栄光

今回、優勝、準優勝に輝いたのは「呪禁バント」。

実は、このアーキタイプ、MO上でもたまに見掛け、放課後情報局のライターである私(情報局員U)も、GP名古屋で対戦して知ってはいたのですが、グランプリを制するだけのポテンシャルがあるとは思っていませんでした。

三色というマナバランス、またメタゲームの頂点にいたラクドスデッキに対する速度と、危惧する点が多かったのですが、《高まる残虐性/Increasing Savagery》まで入れた一点突破の構築は、非常に強固な鉾となってメタゲームを貫いたようです。

シンプルな構築の先にあるGG(グットゲーム)

このデッキは「《不可視の忍び寄り/Invisible Stalker》《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》という呪禁生物に、《天上の鎧/Ethereal Armor》《怨恨/Rancor》、《幽体の飛行/Spectral Flight》などを付けて殴る⇒GG」というシンプルな構築をしています。

エンチャントという性質上、《至高の評決/Supreme Verdict》や、《終末/Terminus》などの全体除去でカードアドバンテージを失いやすいのですが、《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》からすぐにライフを持って行く爆発力には目を見張るものがあります。

個人的には、《アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim》を使用した事が、デッキの初速を強化しているのではないかと感じましたね。

実際に1ターン目にプレイ出来るのかと思える構築だったのですが、今回の結果から、十分に使用出来るカードと言えるでしょう。

それでは、他のTOP8のデッキも見ていきましょう

Brad Nelsonのジャンドタッチ青



今回気になるデッキが、このジャンドデッキに青を足したバージョン。

前回のスタンダードコレクションで紹介した、ブライアン・キブラーの黒緑デッキといい、トッププライヤーは新しいアーキタイプを世に送り出してきますね。

ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》と《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》、《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren》などボードをコントロール出来るカードを多数使用している事に注目です。

死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》から青マナが出るのも見逃せないですね。

デッキの潤滑油として《追跡者の本能/Tracker's Instincts》を使用しているのも気になる所です。

TOP8のデッキから見えるラクドスの衰退

「一強」というのは言いすぎかもしれませんが、一時期のラクドスデッキの増加により、メタゲームが加速し、その渦の中にラクドスデッキは巻き込まれてしまいました。

例えば、呪禁バントは、ラクドスデッキの触れれない《不可視の忍び寄り/Invisible Stalker》や《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》を使用し、ジャンドタッチ青デッキでは、《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》を、ジャンドデッキでも、《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》、《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》の使用枚数が多くなっていっています。

また、ラクドスなどのビートダウン対策として、リアニメイトも、《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》や《スラーグ牙/Thragtusk》を4枚ずつ採用している形が主流となっていますね。

他にも、ジャンドタッチ青、青白赤コントロールで使用されている、《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》は、タフネスが3あるので生き残りやすく、ティム能力が即起動できるため「《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》をブロック、戦闘ダメージ解決前にブロックしていないタフネス1クリーチャーに1点ダメージ」という動きが可能です。

今回トップ8に入った赤単なども、ラクドスには有利がつくデッキですね。

初のトップ8 赤単

MO上では、好成績を残しているデッキですが、黒をタッチしていない、純正の赤単がトップ8に残ったのは、初。

赤単タッチ黒でも使用されている、《灰の盲信者/Ash Zealot》は2マナで2/2速攻、先制攻撃でさらに誘発型能力まである破格のスペックです。

特にラクドス相手になると先制攻撃があるおかげで、3マナ以下の生物との戦闘にほぼ負けないといった利点があります。

サイドボードの《火山の力/Volcanic Strength》も、相手が《山/Mountain》、ないし《血の墓所/Blood Crypt》を使用していれば、「山渡り」が機能するので、現在のメタゲームではかなり有効なカードですね。

更なるメタゲームの進化を見せるか

ラクドスデッキ側から見た対抗策としては、「解鎖」生物や《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》などをメインから採用。

呪禁生物への対策として、《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》の使用なども考えられます。

これらのメタゲームの推移が、デッキ構築にどのような変化をもたらすのか、眼が離せないトコロです。

ロウクスの信仰癒し人/Rhox Faithmender》の可能性

また、エスパーデッキのサイドボードで1枚だけ採用している《ロウクスの信仰癒し人/Rhox Faithmender》ですが、最近使用率が高くなってきた注目のカードです。

ここでMO上で見かけた面白いデッキをひとつコレクション!

ライフ回復に重点を置いたバント

ここまでやるかという位のライフ回復に重点を置いたデッキです。

並みのビートダウンデッキでは、太刀打ちできないような構成になっています。

大笑いの写し身/Cackling Counterpart》や《生の杯/Chalice of Life》など、あまり見かけないカードを採用していますが、《生の杯/Chalice of Life》は、このデッキでは立派なフィニッシャーになりえます。

彩色の灯籠/Chromatic Lantern》もコレクション

もうひとつ、《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》を使用したデッキも見かけましたので、載せておきましょう。



一見すると何が強いのかといったこのデッキですが、《遥か見/Farseek》、《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》、《金粉の水蓮/Gilded Lotus》、《レインジャーの道/Ranger's Path》といった豊富なマナ加速から繰り出される、《静穏の天使/Angel of Serenity》、《グリセルブランド/Griselbrand》、《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker》といったパワーカード達。

また、《空虚への扉/Door to Nothingness》というカードは、誰しもが一度は夢見た勝ち筋ではないでしょうか。

ギルド門侵犯がやってくる!ヤアヤアヤア!

さて、今回は、呪禁バントというコンセプトが成功を収めました。

ラクドスデッキの圧倒的な攻撃力。

しかし、その反面のデッキの構造上不安定要素がぬぐい切れず、トップの座から引きずり下ろされたのも、メタゲームの面白いところですね。

『ギルド門侵犯』のプレリリースも間近に迫っています。

カードギャラリーも公開され、新しいデッキのアイディアを考えている所ではないでしょうか!?

ヴィズコーパのギルド魔道士/Vizkopa Guildmage 》と《極上の血/Exquisite Blood》による即死コンボも可能のようです。

欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》以来の2枚コンボになりますね!

これからも沢山のスタンダードデッキをコレクション出来るよう、放課後まじっく倶楽部は、放課後スタンダードコレクションを充実させていこうと思います。

次回もどうぞお楽しみに!!

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