放課後スタンダードコレクション 2012年10月②

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こんにちは。

「放課後スタンダードコレクション」第6回目です。

今回は、「2012GP名古屋に向けて スタンダード新環境を把握しよう!!」と並行しての連載になります。

あちらは「スタンダード新環境を把握しよう!!」と題し、メタゲームを中心にまとめてみました。

「ビートダウンVSコントロールデッキの様相」が環境初期の様子です。

旧スタンダードから新スタンダードへスムーズな移行が出来た「ゾンビ」デッキ。

そして、そのゾンビデッキに対する解答として、《火柱/Pillar of Flame》や《終末/Terminus》を有した「青白赤コントロール」。

また、プロテクション(黒)やプロテクション(ゾンビ)で対抗する「白系ビートダウン」。

コントロールデッキには《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》、《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》という強力なパッケージが、ビートダウンデッキには、《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》が有力なカードとして存在しているようです。

他にも「リアニメイト」「白緑ビートダウン」、そして、頭角を現し始めた「トークンデッキ」と、気になるデッキが次々に現れていますね。

文章でまとめるだけではイメージが湧きにくいと思いますので、「2012GP名古屋に向けて スタンダード新環境を把握しよう!!」を是非ご覧下さい!!

限定構築からスタンダードへ

前回の「放課後スタンダードコレクション 2012年10月①」では、前半に「イニストラード・ブロック構築特集」をお送りしました。

その中で取り上げたデッキアプローチは、やはり新スタンダードでも結果を残しているようです。

ただし、その中から、まだひとつだけ、紹介しきれていないデッキアが存在します。

まずは、そちらをコレクション!

実績を残したそれぞれのジャンド

高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》《スラーグ牙/Thragtusk》《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren》といった優秀なクリーチャを使う事が出来るジャンドカラー。

遥か見/Farseek》を使う事により、安定したマナ基盤を保つ事が出来ます。

新しく投入されたカードは、《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》《突然の衰微/Abrupt Decay》《戦慄掘り/Dreadbore》《ラクドスの復活/Rakdos's Return》など。

特に《戦慄掘り/Dreadbore》は、コントロールデッキで使用されるプレインズウォーカーに対処出来る優秀なカードです。

また、《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》はパワー3の先制攻撃持ちのため、《スラーグ牙/Thragtusk》への対策も兼ねています。

このデッキタイプには様々な構成の違いがあるようですので、いくつかのデッキをコレクションしてみましょう。

同じような中速のジャンドデッキですが、ドローカードに《地下世界の人脈/Underworld Connections》を使用しています。

これは少しずつ見かけるアプローチで、今後注目のカードになるかもしれません。

こちらは《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》でなく、メインに《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen》《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》を選択していますね。

また、1枚だけメインに採用されている《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》は、今のメタゲームにおいては有効に作用しそうです。

こちらはコントロール色を薄くし、ややクリーチャを重視したバージョン。

遥か見/Farseek》を使用しているものの、低マナ域のカードを多めに採用し、動きやすくしているようです。

このようにカード選択に差異はあれど、ジャンドデッキは安定した成績を残していますね。

ジャンドカラータッチ白

こちらは《未練ある魂/Lingering Souls》《忘却の輪/Oblivion Ring》を採用する為に白をタッチしています。

それに伴い4枚採用されている《地獄乗り/Hellrider》も気になる存在です。

また、白を足す事により《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》《大天使の霊堂/Vault of the Archangel》、という優秀な土地も採用できます。

限定構築のタッチ白に必ず入っていた《修復の天使/Restoration Angel》が採用していないようですね。

マナ基盤を安定させる為に、《遥か見/Farseek》ではなく、 《豊かな成長/Abundant Growth》を採用しているのにも注目です。

マナ域を低くし、コントロールというよりは、ビートダウンに近い構成ですね。

リアニメイト

最近、頭角を現してきたリアニメイトデッキ。

前者は、マナクリーチャの加速を重視したアプローチ。
後者は、マナクリーチャを採用せず、スペルを重視したタイプです。

序盤は《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》や《スラーグ牙/Thragtusk》で持ちこたえていきます。

静穏の天使/Angel of Serenity》が場に出ると圧倒的なアドバンテージを確保します。

轟く激震/Rolling Temblor》は《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》対策としても優秀です。

先日行われたLMCチャンピオンシップ、Standard Round Top Decksで紹介されていたデッキをコレクションしました。

そして、そのLMCチャンピオンシップで優勝したのが、《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》を使用したこのデッキです。

聖トラフトの霊を使用したデッキをコレクション!

新しく《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》、《イゼットの魔除け/Izzet Charm》《拘留の宝球/Detention Sphere》といった汎用性の高いカードを使用しています。

火柱/Pillar of Flame》は対ゾンビには有効ですが、《スラーグ牙/Thragtusk》などのタフネス3が増えてくると、 《灼熱の槍/Searing Spear》の採用を優先することになるでしょう。

注目は、メインに4枚採用された《雲散霧消/Dissipate》。

クロックパーミッションデッキでは、その3マナという重さから、使用が控えられていたカードですが、採用に足るという判断から環境への理解が伺えます。

また、他にも《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》を使用したデッキが、好成績を残しているのでいくつか見て行きたいと思います。

スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を使用し、殆どのカードをクリーチャで揃えたこのデッキ。

教区の勇者/Champion of the Parish》から《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》、《荘厳な大天使/Sublime Archangel》へ繋がる爆発力は目を見張るものがあります。


「青白赤デルバー」

新環境になり、使いづらくなったと言われる《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を採用したこのデッキ。

インスタントの枚数が、これで適正かどうか、見定めるには難しいトコロですが、結果を残しているのは無視できませんね。

ローグデッキか、これからの主流になりえるか赤単


最近、赤単デッキが好成績を残しているようです。

その速度から、対応するのが難しく、そのまま焼き殺す事が可能です。

勿論、メタゲーム上で警戒されてくれば、同じような成績を残す事は困難になるかもしれませんが、

灰の盲信者/Ash Zealot》や、人間デッキに強い《流城の貴族/Stromkirk Noble》など、一部デッキに有効に作用するカードを採用しているのも面白いですね。

Tier1を見定める時期

今回は、結果を残しているデッキの中から、いくつかのデッキをコレクションしてみました。

使われているカードの選択は違えど、どれも主流になりえるデッキ達だと思われます。

放課後スタンダードコレクションでも、その主流を見定める事が出来るように、様々なデッキをコレクションしていきたいと思います。

また、現環境はビートダウン、あるいはクリーチャの性能が良い環境なので、次回は、それに対抗する「コントロールデッキ特集」もと考えています。

どのようなアプローチでビートダウンに対抗するのか、そちらを検討する事で、逆説的にビートダウンの構築のヒントも見えてくるのではないでしょうか。

どうぞお楽しみに!!

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