2012GP名古屋に向けて スタンダード新環境を把握しよう!!

ラヴニカへの回帰が発売されてもうすぐ2週間。環境初期のまさに群雄割拠と呼べる「スタンダード」環境。どのデッキにもチャンスがある非常に面白いフォーマットだと思います。

12月8~9日に開催されるグランプリ名古屋の本戦だけではなく、それに向けたトライアルシーズンも開幕しどんなデッキを構築しようかと皆さん頭を悩ませているのではないでしょうか。

前回紹介した新環境のスタンダード記事は、「放課後スタンダードコレクション 2012年10月①」と題したものでした。

あれから1週間。新環境は、どのようなメタゲームになっているのでしょうか!?

スタンダー環境を整理していきましょう。


メタゲームは

メタゲームはビートダウンVSコントロールデッキの様相です。

環境初期にはどうしてもビートダウン系デッキが増える傾向があるので、ビートダウンデッキとそれをメタったコントロール系デッキの対決が見受けられます。

今回も例に漏れず、メタゲームはビートダウンVSコントロールデッキでスタートです。


まずはゾンビありき

ラヴニカへの回帰のスポイラーが発表されたときから、新スタンダード環境ではゾンビがトップメタになることはわかっていました。ゾンビを強化するカードが大量にラヴニカへの回帰に存在していましたからね。

当然、新スタンダード環境ではゾンビへの対策からスタートしています。

火柱/Pillar of Flame》はゾンビ相手の序盤に対応する回答。序盤のクロックを抑え、さらに墓地からの帰還を阻止します。

同じく除去として優秀なのが《終末/Terminus》。全体除去でありながら墓地を肥やさない除去として非常に優秀です。

また、デッキタイプそのものがゾンビと戦えるゼレズニアなどの白系のビートも対策となります。

まず、新スタンダード環境で生き残るためにはゾンビの序盤のクロックや墓地からの帰還、《ロッテスのトロール/Lotleth Troll》など特に対処が難しいカードたちにどのような回答を用意するかという所からスタートしています。


環境最強クリーチャー《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft

デッキとして新スタンダード環境はゾンビがスタート地点ですが、ゾンビが最強クリーチャーかといえばそれは違います。

幻影の像/Phantasmal Image》《鞭打ち炎/Whipflare》《金屑の嵐/Slagstorm》が落ちたため《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》が環境最強のクリーチャーとして君臨しています。


強力タッグ《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage

ビートダウン系への新しい回答策としてラヴニカへの回帰から新たなプレインズウォーカーが加わりました。

+1能力で相手の攻撃クリーチャーのパワーを-1してしまう凶悪な能力でビートダウンの攻撃力を削ぎます。ただし、誘発型能力なので宣言を忘れると能力が誘発しないのでそこは注意が必要。(放課後スタンダードコレクション 2012年9月②参照)

そして、お供に出てくる《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》がさら《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》をやっかいなものにしています。場を降着させて、コントロールデッキの力を十分に発揮できる後半戦へと相手を引きづり込みます。

逆に《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》を意識してクリーチャーを並べると《至高の評決/Supreme Verdict》の餌食になってしまいます。

ビートダウンは必ず《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》への対策を意識しなくてはなりません。

たとえば《拘留の宝球/Detention Sphere》《忘却の輪/Oblivion Ring》《戦慄掘り/Dreadbore》などプレインズウォーカーに干渉できるカードです。

思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》と《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》は現環境最強のプレインズウォーカーのセットではないでしょうか。


ビートダウンメタのコントロールデッキ

思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》などの強力プレインズウォーカーに支えられ青白+α系のコントロールは対ビートダウンメタの筆頭デッキになっています。

拘留の宝球/Detention Sphere》《至高の評決/Supreme Verdict》などの除去はもちろんのこと、《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm》《イゼットの魔除け/Izzet Charm》などの魔除けは汎用性が高くなっています。


環境の隙間を狙うリアニメイト

対策さえされなければビートダウン系デッキには相性最高。

4ターン目に現れた《静穏の天使/Angel of Serenity》や《グリセルブランド/Griselbrand》を止める手段はありません。

静穏の天使/Angel of Serenity》はクリーチャーを3体抱えたまま殴りかかりますし、《グリセルブランド/Griselbrand》は手札を肥やしながら相手を殴ります。

当然、デカ物をつり上げる前はノーガードになってしまいますが、そこは《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》《スラーグ牙/Thragtusk》のライフ回復や《未練ある魂/Lingering Souls》などで時間を稼ぎます。


我が道を行くビートダウン

ひたすらクリーチャーで殴るデッキ。

今回、セレズニアにはコストパフォーマンスが最高のクリーチャたちがそろっています。

マナクリーチャーから加速し、ひたすらクリーチャーを呼び続けます。

場にクリーチャーを並べて殴るデッキですから当然《至高の評決/Supreme Verdict》には非常に弱くなりますが、その爆発力は非常にすばらしいものを持っています。


頭角を現し始めたトークンデッキ

ブロック構築では禁止されるほどのカードパワーを誇った《未練ある魂/Lingering Souls》を投入したトークンデッキ。

果たして、これからのメタゲーム何が「正解」になるのか…、グランプリ名古屋が楽しみですね。

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