放課後スタンダードコレクション 2012年8月②

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こんにちは。

「放課後スタンダードコレクション」と題し始まった、この連載の二回目です。

文字通り、今回も様々なスタンダードデッキをコレクション!!

今回は、

  StarCityGames.com Open Series Kansas City
  PTQ Top 8 Standard Decklists
  August 11: Magic Online Event #4182395: Swoll
  August 11: Magic Online Event #4182443: Black_Cat
  第342回PWCベスト8デッキリスト
  放課後まじっく倶楽部に掲載させて頂いた各ブログ

などを参考にさせて頂きました。


それと、忘れてはならないのが、8月17~19日で行われた、「2012 ワールド・マジック・カップ」ですね。

1日目スタンダード部門成績優秀者デッキリスト」が発表されてますので、それにまず目を通してから、先週紹介出来なかったデッキ達にも触れて行こうと思います。

ワールド・マジック・カップ1日目の個人戦スタンダード部門の4回戦で3勝1敗以上の成績を残したデッキは86個

デッキ人数
青白Delver35
赤黒ゾンビ・青黒ゾンビ(タッチ緑)10
赤緑ビートダウン・ナヤビートダウン7
青緑ケッシグ・赤緑ケッシグ12
出産の殻13
緑単2
緑単感染2
エスパー3
黒単1
スピリット1

となっています。

前回の連載「放課後スタンダードコレクション 2012年8月①」で、
大筋は外していなかったようなので正直ほっとしましたね(笑)。

2012 ワールド・マジック・カップ上位デッキリストと共に見て行きましよう。

最大派閥は!?

最大派閥は、やはりこれでした。

「青白Delver」

実に35名のプレイヤーが選択てしています。

サイドボードの《幽体の飛行/Spectral Flight》は、《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》にエンチャントする事によって勝利に近づきやすくなります。

空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》は、青白Delver同型対策に採用されています。

より早くより確実に

使用されている装備品に注目すると、《ルーン唱えの長槍/Runechanter's Pike》の採用が35名中25名。3枚使用するデッキも多いです。

出来るだけ高速で相手を殴り倒す事を主眼に置いているように見受けられます。

環境にコントロールデッキが増えてきた為、長引かずに早めに勝負を決めたいからでしょうか。

また《睡眠/Sleep》まで採用しているデッキもありました。

睡眠/Sleep》は、ビートダウンデッキ相手に、タイトなダメージレースの軸をずらすカードとして注目です。

ボーラスの占い師/Augur of Bolas》が4枚採用されているのは、やや珍しいですが、使用してみると、そのアドバンテージを得る安心感はなかなかのもの。

ちなみに、《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》をメインボードに使用しているのは、わずか2名でした。プロテクションが今のメタゲームに合致していないようです。

残りの8名は、どちらの装備品もメインには採用していません。

装備品は、クリーチャ―がいないと、その実力を発揮できませんが、《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》は、たった一枚でゲームを決める決定力を持ち、また同型対決でも役立つカードです。

ビートダウンデッキの躍進

先週も紹介したビートダウンデッキを選択するプレイヤーも多数いました。

まずは赤緑ビートダウン、そして、ナヤビートダウン。

国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》がを3枚採用し、安定性を重視しています。

モダン環境で禁止になるほどの優秀なカード、《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》を使い必要に応じて、クリーチャーを持ってくる事が出来ます。

地獄乗り/Hellrider》は最後の数点を削りきれる一枚です。


多色化し、白の優秀なクリーチャー、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》《刃の接合者/Blade Splicer》《修復の天使/Restoration Angel》を採用しています。

現環境において、《刃の接合者/Blade Splicer》から生み出されるゴーレムの先制攻撃は頼もしく、クリーチャ―戦で重要な役割を担います。

それから、赤緑ビートダウンのサイドボーディングについて書いている記事がありましたので、ここで紹介します。

  今使ってる緑赤ビートのサイドボーディングを紹介

放課後まじっく倶楽部らしく、これから様々なブログの記事を、取り上げていきたいですね。


もう一つのビートダウンデッキ「ゾンビデッキ」、赤黒ゾンビ。

このデッキでは、《硫黄の流弾/Brimstone Volley》が重要なカードになります。

クリーチャを生贄にささげるギミックが豊富なので、ほぼ5点火力として使用できます。

Wolf Run Blueの増加

そして、上記のビートダウンデッキの増加に伴い、先週紹介した青緑赤のケッシグデッキ「Wolf Run Blue」を11名のプレイヤーが選択しています。

純正の赤緑ケッシグは1名に留まりました。

ビックマナ系のデッキは、そのマナ加速により《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》《時間の熟達/Temporal Mastery》を奇蹟コストでなくても使用できるのが利点。

後半になればなるほど勝ちやすくなるコントロールデッキです。

ちなみに、

放課後まじっく倶楽部で掲載させて頂きました、「【ざっくり翻訳】2012ワールド・マジック・カップでLSVに赤緑ケッシグ・ランプデッキを訊く by LSV」という翻訳記事が面白かったので載せておきましょう。

しかし、最大派閥「青白Delver」に次ぐデッキタイプは、このデッキだったのです。

優秀なクリーチャ―を詰め込んだ出産の殻

ここから「出産の殻」デッキ特集といきましょう。

これは多種多少のチューンがありますので、いくつか紹介してみます。

 Unnstei Barkarsson
(2012/08/19 12ワールド・マジック・カップ   Top Standard Decks)

マナクリーチャーを減らし、《不屈の自然/Rampant Growth》を採用し、安定性を求めた構築です。

最近のメタゲームでは、マナクリーチャーは生き残り難くなっています。

また、マナ域の高いクリーチャーを多めに採用しているので、それに伴ったカード選択でしょう。

しかしながら、3枚の 《不屈の自然/Rampant Growth》がどれだけ影響を及ぼすかは、難しい所。

その為か《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》も不採用ですね。


Brian Kibler(アメリカ)が使用した「出産の殻」デッキ。

 StarCityGames.com Standard Open tournament
 Naya Pod
(3rd place Eric Holmes)

 第342回PWC(兼GPTオークランド)in秋葉原 
 白赤緑《出産の殻/Birthing Pod》「岩下ポッド」
(ベスト4 イトウ マサト)


これらのデッキは前述のデッキよりは低マナ域に寄せ、初動や序盤の動きやすさを重視している形です。

マナクリーチャーから、《エルフの幻想家/Elvish Visionary》や《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》で、場を整えます。

刃の接合者/Blade Splicer》が有効なのは前述した通りです。

現在は、こちらの方が主流になっているかもしれませんね。

決して《出産の殻/Birthing Pod》だけに頼らず、ビートダウンデッキとして使用されているイメージです。

というカラーリングもあります。

見落としがちなコンボですが、
詐欺師の総督/Deceiver Exarch》で《出産の殻/Birthing Pod》を再利用する事も可能です。

霧鴉/Mist Raven》なども面白い選択ですね。

このように、《出産の殻/Birthing Pod》の持つポテンシャルは、カードの選択でどんどん広がる事でしょう。

見逃せない(?)黒系《交易所/Trading Post》デッキの台頭

胆液の水源/Ichor Wellspring》など《交易所/Trading Post》と相性の良いカードが選択されています。

除去満載でクリーチャデッキに対処し、場を整え勝ちに向かいます。

ワールドマジックカップ 注目のデッキ

2012フライデー・ナイト・マジック選手権」で優勝した緑単感染


怨恨/Rancor》が使用できるようになり、再び脚光を浴びた感染デッキ。

ファイレクシアマナのペイライフも気にせずに使用できるのが強みです。

このデッキを相手にする時は、除去の有無が重要なキープ基準になります。

白単はなくならない!

最後に、最近ではあまり見かけない白単デッキが、好成績を残していたので取り上げたいと思います。

白単というとアドバンテージを取りにくいイメージがあり、最近は見かけないデッキタイプでしたが、《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》を使用し息切れを防止しています。

ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》の為だけに青マナを追加していますね。

(ほぼ)単色なので、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を4枚使用できるのも利点です。

堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》がいるので装備の際にテンポを失わないように構築されています。


今回は以上のデッキをコレクション!

いかがでしたでしょうか?

次回は、本命を外し、一風変わったデッキなどを紹介出来れば良いと思います。

それでは、また次回をお楽しみに!!

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