2012GP横浜に向けて まだ間に合う、モダン環境を把握しよう!!

まさに群雄割拠と呼べる「モダン」環境。どのデッキにもチャンスがある非常に面白いフォーマットだと思います。

前回の記事は、「2012GP横浜に向けて 変化するモダンの世界」と題したものでした。

幾度かの禁止カードが追加され、様々なデッキが存在し、消えていっています。

環境は、どのように変化しているのでしょうか!?

少しでも環境把握のヒントになればと、あわせて「おじゃましました」記事も、ご覧下さい。


3月
GPTクアラルンプール(新宿)におじゃましてきました
PTアヴァシンの帰還予選(川崎)におじゃましてきました

4月
GPT横浜(代々木)におじゃましてきました

5月
GPT横浜(川崎)におじゃましてきました
GPT横浜(新宿)におじゃましてきました
GPT横浜(町田)におじゃましてきました

6月
GPT横浜(川崎)におじゃましてきました


さて、それを踏まえて、モダン環境を整理していきましょう。

まず、前環境で強かった「ZOO」デッキは、《野生のナカティル/Wild Nacatl》の禁止により、少なくなっているようです。

「ZOO」デッキに強い「ジャンド」が環境に多い事も見過ごせません。

また、ビートダウン最速の「親和」は、依然として存在しますが、これはサイドからの対策(《古えの遺恨/Ancient Grudge》など)が厳しく、メインは最強と評されています。

どれだけ対策が甘くなるかの判断で、使用出来るか出来ないかが決まってしまいます。


そんな、ビートダウンが少なくなってきた環境で、まずメタゲームの一番手に登場したのが「トロン」系のデッキ。

2月に行われたGPリンカーンでは、LSVの使用した青白「トロン」デッキが3位に入賞していますね。


その後、青赤「トロン」など様々なカラーバリエーションが環境に見られましたが、最終的に増加し結果を残したトロンデッキは「無色トロン」でした。

「無色トロン」デッキは、3ターン目に《解放された者、カーン/Karn Liberated》を出す事が出来る為、他のトロン系デッキに有利に戦えます。


そして、無色トロンデッキが増えてきた事で、環境からトロンに不利がつく「メリーラポッド」「ジャンド」が駆逐されました。

そんな中、台頭してきたのが青赤《欠片の双子/Splinter Twin》。

詐欺師の総督/Deceiver Exarch》《やっかい児/Pestermite》のどちらかが出ている状態で、《欠片の双子/Splinter Twin》をエンチャントするか《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》の能力で無限にトークンを出すデッキです。

トロンデッキは、相手のコンボに干渉できない為、《欠片の双子/Splinter Twin》デッキはトロンに有利がつきます。


しかし、今度はトロンや青赤ストームに耐性があるクロックパーミッションと呼ばれる「カウブレード」や《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》系のデッキが増加していきます。

となると、クロックパーミッション系デッキに優勢なのが、クリーチャ戦で優位に立てる「メリーラポッド」「ジャンド」なのです。


「トロンデッキが増える→メリーラポッドやジャンドなどの中速ビートダウンデッキが減る」⇒「トロンデッキに勝ちやすい《欠片の双子/Splinter Twin》などコンボデッキが増える→それに対抗するクロックパーミッション系のデッキが増加してくる」⇒「クロックパーミッション系のデッキが増えると単純に殴り勝てるジャンドやメリーラポッドが息を吹き返す→それに勝ちやすいトロンデッキにも可能性が出てくる」

となり、メタゲームは廻っていきます。

冒頭で、どのデッキにもチャンスがあると言ったのは、このような理由からです。


また、単純化する為に取り上げるデッキが少なくなりましたが、カードプールの広さから、大会では「その他」のカテゴリが一番多くなることも珍しくありません。

例えば、単体除去が強い環境なので、それに対抗する為、トークン系のデッキが増えてきているのも見過ごせませんね。


机上の話になってしまいますが、環境を見極めるキーワードは「速度」にあると思います。

相手の対応が無いのであれば、「親和」「赤単」「感染」など、速度に特化したデッキに有利がつく筈です。

しかし、何かしらの対策が取られ、息切れをしてしまうと一転、コントロール系のデッキが勝ちやすくなり、

速度に特化したデッキがいなくなればコンボ系のデッキが台頭してくるのです。

果たして、何が「正解」になるのか...、GP横浜が楽しみですね。


これらを踏まえた上で、重要になってくるのがサイドボードです。

放課後まじっく倶楽部でも検討した結果、モダン環境は「どのデッキにも可能性がある」という、結論にしか至りませんでした(笑)。

サイドボードをしっかりと練り込めば、どのデッキでも勝ちうる可能性が上がります。

上記の「おじゃましました」記事には、当日のデッキ分布も載せていますので、それを参考にしながら、15枚のサイドボードを考えてみて下さい。

モダン環境では、存在するデッキの数が多いため、より汎用性の高いカードが自然と採用される傾向にあるようです。

欠片の双子/Splinter Twin》「メリーラポッド」の二つに刺さる《倦怠の宝珠/Torpor Orb》も良く見かけ、ジャンドデッキなら墓地対策とビートダウン対策を兼ねた「《ジャンドの魔除け/Jund Charm》が採用されているようです。


放課後まじっく倶楽部でも、様々なモダンの記事を載せ、毎日更新していますので、是非参考にしてみて下さい。

グランプリ横浜まで、あと少し!

納得珠玉の75枚を携えて、参加したいものですね!!

(※放課後まじっく情報局では、当日も沢山の皆様にインタビューをしていく予定です。その際には、ご協力の頂ければ幸いです。宜しくお願いします)

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