2010世界選手権に向けて エクステンデッド編

2010年12月「日本で開催される」世界選手権の日が近づいてきています!

放課後まじっく情報局は、「マジックウィークエンド@世界選手権を楽しもう!」と題して、皆様が有意義なマジックウィークエンドを過ごせるよう、世界選手権に向けて様々な活動をしていきたいと思っています。

宜しくお願いします。


さて、世界選手権自体は、ご存じの通り完全招待制イベントとなってしまっていますが、それに併設して、様々なイベントが開催されます。

詳しい日程につきましては、こちらをご覧下さい。

その中でも、今回は「PTQ名古屋(エクステンデッド)」「GPT(エクステンデッド)」に注目し、エクステンデッド環境を微力ながら掘り下げたいと思います。

ちなみに、

2011年のグランプリのイベント日程はこちらから見る事が出来ます。

エクステンデッドの大会規定が変更になり、1年の間に発売されたカードセットは、次の年の秋、新セット発売によって使用出来なくなります。

つまり、ミラディンの傷跡が発売された今、

今までのエクステンデッド環境から、

時のらせん、次元の混乱、未来予知、第10版基本セットが使用出来なくなり、

ローウィン、モーニングタイド、シャドウムーア、イーヴンタイド、アラーラの断片、コンフラックス、アラーラ再誕、基本セット2010、ゼンディカー、ワールドウェイク、エルドラージ覚醒、基本セット2011、ミラディンの傷跡

という新しいカードプールに変更になりました。

それ以降、大きなエクステンデッドイベントはありません。

そこで、直近の「PTアムステルダム」の上位デッキリストから、使えなくなったカードをリストアップし、環境を把握するお手伝いが出来たらと思います。


まずは優勝した「殿堂白単」。

(太字になっているのが使用不可になるカードです)。

 Paul Rietzl
 Pro Tour-Amsterdam, Top 8 (Extended)  
MainBoard

 4 乾燥台地/Arid Mesa
4 トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair
 1 地平線の梢/Horizon Canopy
 4 湿地の干潟/Marsh Flats
10 平地/Plains

 4 エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist
4 運命の大立者/Figure of Destiny
4 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
2 イーオスのレインジャー/Ranger of Eos
4 ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx
4 闘争の学び手/Student of Warfare

 4 精霊への挑戦/Brave the Elements
4 清浄の名誉/Honor of the Pure
2 マナの税収/Mana Tithe
 1 流刑への道/Path to Exile
4 幽体の行列/Spectral Procession




同じくもう一つ「殿堂白単」

トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》による土地圧縮、それに伴う爆発的な上陸効果(《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》)はなくなりました。それがデッキにどれほど影響を与えるかはわかりませんが、デッキとしての骨格はそのまま残ります。次のエクステンデッド環境においても、有力なデッキのひとつです。ちなみに、トリックカードだった「《マナの税収/Mana Tithe》」は退場。


同じくトップ8に2つ残った「ドラン」

それほど抜けるカードはないものの、破格のコストパフォーマンスを持つクリーチャー《タルモゴイフ/Tarmogoyf》が退場します。その影響は決して小さくないと思われます。

しかし、環境から《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》+《罰する火/Punishing Fire》のコンボが無くなったので、
タフネス2以下のクリーチャも遠慮なしに使う事が出来、今後は《貴族の教主/Noble Hierarch》から《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》に繋げる動きが多くなると予想されます。また、コントロール相手に重要であった《樹上の村/Treetop Village》も退場です。


カードの選択に差はあれど、これもまた2つの「コントロール」。

キーカードである《神秘の指導/Mystical Teachings》が使用出来なくなります。

また、フィニッシャーである《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》も退場です。

デッキコンセプト自体の変更の必要はありますが、《反射池/Reflecting Pool》や《鮮烈な~》土地は使う事が出来るので、「Quicken' Toast」などのまた違った形の多色コンロールとして展開される可能性はあるでしょう。


次は、

レガシーで猛威を奮っている「マーフォーク」のエクステンデッド仕様。

メインボードのカードで使えなくなるのは《アトランティスの王/Lord of Atlantis》だけですが、島渡りでの確実なクロックが無くなってしまいます。

しかし、デッキの根底はそのまま残るので、一昔前のスタンダードのように、白、あるいは緑などを足した形で進化するのではないでしょうか?


そして、最後はエクステンデッドに戦場を移した「ジャンド」

タルモゴイフ/Tarmogoyf》、そして《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》+《罰する火/Punishing Fire》のコンボは使えなくなるものの、一時期のスタンダードを席巻した続唱メカニズムはこれからも強力だと思われます。《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から捲られるカードは、どれも強力です。メタ次第では、十分に今後のTier1になる可能性があるでしょう。


今回は、直近のPTアムステルダムに的を絞り、エクステンデッド環境に触れてみました。

もう一度言いますが、エクステンデッドで使用できるカードプールは、

ローウィン、モーニングタイド、シャドウムーア、イーヴンタイド、アラーラの断片、コンフラックス、アラーラ再誕、基本セット2010、ゼンディカー、ワールドウェイク、エルドラージ覚醒、基本セット2011、ミラディンの傷跡

になります。

他のアーキタイプとしては、

「青黒フェアリー」
「白単キスキン」
「緑単エルフ」
「青白ヒバリ」
「赤単」
「Boss Naya」
「青赤昇天」
「バント」
「風景の変容ヴァラクート」

などが考えられます。

一昔前のスタンダードデッキを持ちこむだけでも、十分に楽しめる事でしょう。

カードの選択肢が多い分、様々な可能性があるフォーマットだと思います。

是非、昔使っていたカードを探し、マジックウィークエンドを遊びつくしてやりましょう!


放課後情報局では、今後も沢山の記事をアップしていきます。

どうぞお楽しみに!

(文章 宇佐美 編集 伊藤 山内)

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